楽しもうオープンウォータースイミング

速さだけではなかなか勝てない奥深さオープンウォータースイミングとは

オープンウォータースイミングとは、海や川、湖などで行われる水泳競技のことです。2008年の北京オリンピックから公式種目として認められたことで、日本でもその認知度が上がっています。自然を相手にした知識や危機管理能力も含まれるので、速さだけではなかなか勝てない奥深さも人気の秘訣です。

大きな海で泳ぐ楽しさ、自然に包まれるような自由さ、そして完泳したときの充実感が室内プールとは異なることから、参加人口がどんどん増えています。勝ち負け関係なしに、楽しく気持ちいいからと参加している人も多いので、学生時代に遠泳でならした方や競泳を経験された方、また親子での参加など本当に様々な方たちが楽しんでいます。

これから始めようと考えられている方は、いろいろな疑問、不安があると思います。しかし、既にプール等で泳がれている経験もお持ちでしょう。プールで楽に泳げるフォームを修得し500m以上長くゆったり泳げるようになったならば、次のステップは海での練習。まず海を知り、海での泳ぎ方に慣れ、大会等に参加してみましょう。

プールとはまた違った大きな爽快感充実感が得られきっとオープンウォータースイミングの大ファンになってしまうと思います!

もっと楽しむための5カ条海、海と仲良く、無理をしない、あせらない練習、自然を感じよう、仲間を作る

流れ、波、うねり、底が一定でない、水温、風向き、天気など海は安定した条件がありません。しかし、だからこそ楽しい!これらの条件をリスクと考えずに自分の体で海を思い切り感じると、もっともっと楽しくなります。海の大きさ、変化、深さ、塩辛さ、開放感など、たっぷり親しんで下さい。初めての大会ではスピードを気にせず、海と仲よくするのが第一です。

無理は絶対にしない

海と仲よくすると言っても、相手は大きな自然です。あなどってはいけません。自分の体調管理は自分でしましょう。やせガマン、無理は絶対にしないで下さい。寒さを感じたり、体調の不良を感じたりしたら、無理せず早めに近くにいるスタッフやライフセーバー(救助員)に手を振って知らせて下さい。

焦らない練習を

泳いでいるときは予期せぬことが起こります。スタート時の混乱、近泳者との接触、足がつる、息継ぎ時に水を飲んでむせてしまったなど・・・。そんなときはパニックになりがちです。

まずは落ち着いてヘルプサインを出します。しかし普段の練習で、パニックになることを避けることができます。練習の時には、必ずバディーシステム(2人1組のペアで練習。常に互いに確認しあう)をとりましょう。速い人が遅い人の様子を見ながらあわせるように。1人だけで海に出ては絶対にいけません。

また海にでてしまうと声だけでは届きにくいので、パートナーの動作、サインを予め決めておくことをお勧めします。リーダーは周囲にいつも注意を配りましょう。

自然を思い切り感じよう

ゆっくり自分のペースで泳ぐと、波や風の音、太陽の輝き、遠くに見える砂浜や山の木々、水中を泳ぐ魚の群れ、眼下を流れる水底の岩や砂、水の抵抗とやさしさなどと自分の手の入水音、息継ぎの吐息などが一体となって、大きな自然に包まれるような抱擁感を感じることがあります。

慌しい日常を忘れられる瞬間です。この醍醐味は器具に頼らず、自らの力だけで泳ぐオープンウォータースイミングだからこそ、感じられる喜びです。ぜひ、その時間を体験して下さい。

仲間を作ろう

海には思わぬ危険が潜んでいます。海での練習は必ず二人以上で行いましょう。初めてや、経験の浅い方はオープンウォータースイムを中心に活動する指導者のクラブの練習会に出ることをお勧めします。プールでの練習時、お互いに誘い合って海に出かけましょう。

その時、自分よりも泳力がある方が一人でもいるとベストです。二人より三人、三人より四人、仲間が多ければ多いほどモチベーションの向上にもなりますし、楽しさも倍増します。大会参加後はもっともっと仲間が増えます!互いに励ましあい、楽しみあえる仲間をたくさん増やしましょう。

オープンウォータースイミングのコツや必要なファクター

最低限の泳力(泳力)

  • 300m続けて泳げる
  • 4分間浮いていられる
  • 2つ以上の泳ぎができる

水上でリラックスする技術(知恵)

  • 浮き具につかまって浮く
  • 仰向けになって大の字浮き←立ち泳ぎができない場合、これでカバーする。
  • 手だけで進む(浮き身→両手を横に書いて気を付け姿勢)
  • だるま浮きでの腰のストレッチ(体育座りの状態でうつ向けで浮く)
  • 伸びをよくとって顔をつけて浮いている時間を長くとる平泳ぎ(泳ぎながら休む)
  • 横泳ぎ

あれば安心の技術(技術)

  • 簡単スカーリング(足を必要以上に動かさず手だけで浮いていられるか)
  • 足から潜ってそこにつくか
  • 立ち泳ぎ(平泳ぎの立った姿勢でOK)
    踏み足→巻き足/立ち泳ぎ
  • 顔上げ平泳ぎ

水泳経験者でも、プールと異なり海で泳ぐとなると状況が違います。泳力だけに偏らず、海での遊泳方法をマスターして、安全なオープンウォータースイミングを心がけましょう!

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