大会のスタートは、合図と同時に大勢の選手が一斉にスタートします。
この集団に巻き込まれないようにしましょう。まずは多くの人を見送ってから「よし!行こう!」の心構えで。

 

砂浜から腰の辺りまでは、走らずに歩いて行きます。
落ち着いて入水しましょう。
一気に泳ごうとすると
体への負担が大きくなるので、最初は平泳ぎで
徐々に海水の冷たさ波などに慣れます。充分に
慣れてきたらクロールに切り替えましょう。
慌てる必要はありません。初めての人は
泳ぎ出す前に何度か呼吸を整えながら
ボビング(水中で息を吐き水上に顔を
出して呼吸をその場で繰り返す)。

をして、それから泳ぎだすぐらい余裕を
持って行きましょう。

 

大切なのは緊張しないこと、自分のレースなので自分のペースで行って下さい。
疲れたら立ち泳ぎや背泳ぎで休みましょう。クロールで泳ぐ場合は、自分の位置と目標を確認しながら、
平泳ぎで確実に方向確認を。ヘッドアップクロールでは無理に前を見た時に呼吸をせず、
前を見る時には目や鼻までが水上に出ていればOK。その後、一度顔を水に戻し呼吸は
普段通り(クロールの場合)横向きになって呼吸しましょう。
まずは楽しみながら完泳する目的を大切にしましょう。レースは開始10分以内にリタイヤする人が殆どです。スタート時に異変を感じてすぐ勇気を持ってリタイヤする人もいますが、オーバーペースによるリタイヤ。まわりに影響され、自分を見失ってしまう人もいます

 

きちんとしたオープンウォータースイミングの大会には多くのライフセーバーが参加し、併泳したりコースのポイントで
待機したりと泳者の安全を考え、しっかり見守っています。あなたの動きも必ず見られています。(泳者の数の
割合に対してライフセ-バーの数が少なすぎる大会もあるので気をつけましょう)救助を求めるときは落ち着いて
サインを送って下さい。迅速にライフセーバーが来てくれます。まず立ち泳ぎで片手で大きく手をふります。
もう片方の手はスカリングで浮いている姿勢を保ちます。立ち泳ぎが難しい場合は背浮きでも大丈夫。
片手を大きく振り片手はスカリング。人が来るまで繰り返して下さい。

 

 

インターネットではかなり細かいエリアまで天気がわかります。もちろん大潮や波の高さまで。
海の大会はもちろんですが、練習するときも、その海のコンディションをしっかり事前にチェックしておきましょう。

特に注意しなければならないのが人を刺すクラゲです。
日本の近海にはカツオノエボシやアカクラゲなど毒性の強いクラゲが生息しています。
刺されると痛みだけでなく、赤く腫れたり爛れたりします。発熱する場合もあります。刺されてしまった場合は応急処置として、真水で患部を洗い流しながら冷やします(オシッコをかけたり砂を擦り込む等は間違った知識です)。
事前にクラゲ刺され予防のローションを塗ることも忘れずに。

離岸流とも言います。
波は砂浜に寄せ再び沖に戻りますが、砂浜によっては沖合いに向かって引き戻す力が局所的に強い箇所があります。とても強いのでカレントに引き込まれると泳ぎが達者な人でもあっという間に沖に流され、最悪の場合溺死することさえあります。ビーチによっては遊泳禁止のサインが立っていますし、ライフセーバーの指示がありますが、仮にカレントに巻き込まれてしまった場合は、流れに逆らわず沖合いまで流され、流れが弱くなったら横に泳いで脱出して下さい。